銀行融資の金利ってどうやって決まる? 金利に影響する項目とは

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事業者、経営者がビジネスの資金を調達する時に利用する銀行融資ですが、「どうやって銀行融資の金利が決められているのか」ご存知でしょうか。

銀行融資の金利に影響を与えるのは、企業や銀行に関する4つの項目なのです。本記事では銀行融資の金利に影響する4つの項目を軸に、『銀行融資の金利の決められ方』などについて詳しく解説します。

銀行融資の金利に影響する4つの項目

近年、中小企業に対する銀行融資の金利の目安は、およそ0.9%〜3.0%程度だと言われています。また、日本銀行が毎月公表している「貸出約定平均金利の推移(※2018年8月度分)」では、銀行融資全体の平均金利は下の表のようになっています。

貸出約定平均金利の推移(※2018年8月度分) 
分類 平均金利
国内銀行(すべての銀行の平均) 0.72%
都市銀行 0.68%
地方銀行 0.92%
第二地方銀行 1.15%
信用金庫 1.78%

※大企業への高額・低金利の融資も含まれているので、銀行融資の平均金利の結果が低くなります。中小企業向けの銀行融資の金利は上の表よりも高い傾向がある点に注意してください。

参照:貸出約定平均金利|日本銀行

銀行融資の金利ですが、これから解説する4つの項目が影響を与えています。

銀行融資の金利に影響する4つの項目

  • ①企業体力
  • ②銀行の種類
  • ③固定金利、変動金利
  • ④企業の格付け

銀行融資に影響する①〜④の内容について、詳しく解説します。

①企業体力

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銀行はしっかりと返済してくれる顧客には、金利を下げてでも融資したいと考えています。顧客が借りたお金に「利息」をつけて完済すれば、その利息分は確実に「銀行側の利益」になるためです。

反対に、融資したお金を返済してくれない場合は「貸付金未回収」となってしまい、銀行側が赤字になってしまいます。経営が不安定な企業へは銀行は赤字のリスク回避のため金利を高めたり、経営が不安定すぎる企業へは銀行はそもそも融資を行いません。

企業体力=長期的に継続して経営を続けられる資金力

長期的に安定した収益を上げられ、不景気でも倒産しないような企業は、企業体力があると言えます。この企業体力は、企業の損益計算書や貸借対照表、キャッシュフロー計算書などの「決算書」から総合的に判断されます。

企業体力があり、長期的に安定した収益を上げられる優良企業だと判断されれば、銀行融資の際に金利を下げてもらえる可能性があります。

②銀行の種類

銀行融資の金利は、企業体力だけではなく、銀行の種類も影響します。前項で解説した日本銀行の資料を見ても分かる通り、都市銀行が最も金利が低く、信用金庫は金利が高くなっています。銀行の規模が大きくなるほど、低金利の貸付が行われています(※ただし、金利が下がるほど審査難易度が高くなる傾向があります)。

銀行の種類による銀行融資の金利

金利が低い → 金利が高い
都市銀行 > 地方銀行 > 第二地方銀行 > 信用金庫

【メモ】地方銀行と第二地方銀行の違い

第二地方銀行とは、第二地方銀行協会の会員になっている地方銀行のことです。また、相互銀行から「金融機関の合併及び転換に関する法律」によって、株式会社として地方銀行へと転換した銀行が、第二地方銀行です。

一方の地方銀行は、昔から株式会社の形態で営業を行っている銀行です。

このように、融資を受ける銀行の種類によっても金利が変わってくるため、銀行を選ぶ際には注意してください。

③固定金利、変動金利

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銀行融資の金利は、固定金利か変動金利かでも大きな差が生じます。固定金利は借入期間中の全期間を通して一定の金利が適用されるもので、変動金利は金融情勢によって金利の見直しが行われるものです。

一般的には金融情勢により金利が上がった時でも損しないように「固定金利は金利が高く設定」されていて、金利の見直しができる「変動金利は金利が低く設定」されている場合が多いです。ただし、変動金利は金融情勢によって金利が変わるため、一概に変動金利の方が有利とは言い切れません。

④企業の格付け

銀行融資は、企業の格付けの結果が金利に影響を与えます。この企業の格付けは、「定量評価」と「定性評価」の合計点数によって決まります。まず、定量評価の4つの判断基準を解説します。

※定量評価とは数値化して項目を判断するもの、定性評価とは数字に表せない項目で判断するもの、という意味があります。

安全性(定量評価)

自己資本比率 自己資本 ÷ 総資本
ギアリング比率 他人資本 ÷ 自己資本

自己資本比率が低いほど他人資本の影響を受けやすく不安定な企業となり、自己資本比率が高い企業ほど安定した企業で倒産の可能性が低いと判断されます。一般的には自己資金比率が40%を超える場合、「経営が安定した企業」として判断されます。

一方のギアリング比率は、自己資本に対する他人資本の割合を示す「企業財務の安全性を判断する指標」のことです。ギアリング比率は100%以下であると、「財務が安定した企業」として判断されます。

収益性(定量評価)

売上高経常利益率 経常利益 ÷ 売上高
総資本経常利益率 経常利益 ÷ 総資産

売上高経常利益率とは、売上に対して経常利益がどのくらいあるのか、を判断する数値です。経常利益が高いほど安定した収益を上げている企業と判断されるため、銀行から良い評価を得られます。ただし、売上高経常利益率は業種などによって指標が異なるため、同業者の平均と比較して「経営状態を判断」されます。

総資本経常利益率とは、資産を使ってどれだけの利益を上げているのか、会社の収益性を判断する指標です。総資本経常利益率も売上高経常利益率と同じように業種によって平均が異なり、3.0%〜8.0%の幅があります。こちらも同業他社と比較し、企業の安定性を判断されます。

成長性(定量評価)

経常利益増加率 当期経常利益 ÷ 前期経常利益
売上高 売上高の増加率
営業利益 営業利益の増加率

経常利益増加率とは、前記に比べて当期の利益がどのくらい増加しているのかを判断する数値です。増加率が高いほうが格付けで良い評価を得られますが、売上高や営業利益とセットで判断される場合が多いです。

返済能力(定量評価)

債務償還年数 (有利子負債-運転資金)÷ キャッシュフロ-額
キャッシュフロー額 当期純利益 + 当期減価償却費
インタレスト・カバレッジ・レシオ (営業利益+受取利息と配当金)÷支払利息

債務償還年数は、企業の財務分析をする際の最も大きな指標と言われています。これは、銀行が借り入れたお金を「利益」で返済するのに何年かかるのかを判断できるためです。算出した債務償還年数が10年以下である場合は銀行融資に悪い影響はないと言われています。

キャッシュフロー額とは、企業の資金繰りの指標となります。企業がいくら黒字決算を出していても現金(キャッシュ)がない場合は返済できないので、キャッシュフロー比率が高いほど良い評価を得られます。

インタレスト・カバレッジ・レシオの比率は、営業利益に受取利息と配当金を合わせた金額が、支払利息の2倍以上あると良いとされています。

定性評価

続いて、定性評価について解説します。数値で表せない定性評価は、銀行の融資担当が独自の判断で採点します。

定性評価のポイント

  • 経営者や経営陣の性格や資質、経験
  • 取引銀行先
  • 市場の動向
  • 同業他社との競合性
  • 業界の特性など

定性評価とは、上のような様々な項目を総合的に判断します。一部の大手銀行では定量評価だけで企業の安定性を判断している場合もあるのですが、地方銀行や信用金庫では融資担当が判断した定性評価も、企業の格付けに大きく影響しているケースがあります。

銀行融資の金利の決められ方

前項で確認したように銀行融資の金利は「企業体力」「銀行の種類」「固定金利 or 変動金利」「企業の格付け」により変動し、さらに下記の計算式で金利が算出されます。

銀行融資の金利の計算式

金利 = 資金調達のコスト + 銀行の経費 + 損失のリスク + 利益

各項目について、詳しく解説します。

資金調達のコスト(銀行融資の金利の計算式)

資金調達のコストとは、銀行側が資金調達する際に発生する利息のことです。企業に対して融資を行うときには、銀行が日本銀行からの借入や銀行預金者の預金などを活用して融資を行います。

日本銀行からの借入には利息が必要となり、銀行預金者へは銀行側は利息を支払います。このように銀行側も資金を準備する際に「資金調達のコスト」が発生します。

銀行の経費(銀行融資の金利の計算式)

銀行を経営していくためには「人件費」「家賃」「水道光熱費」「広告費」など、様々な経費が発生します。もちろん経費の比率が高くなると利益率が下がるため、経費分を金利に乗せて融資します。

損失のリスク(銀行融資の金利の計算式)

銀行から企業へ融資して100%回収できれば問題ありませんが、中には倒産してしまい借金を返済できなくなってしまう企業もあります。

安定した経営を行っている企業の場合は「貸し倒れされる(=損失を出す)リクスが小さい」ため金利を下げてもらえる可能性があり、反対に不安定な経営をしている企業へは、リスクヘッジのため「金利を上げる」傾向があります。

利益(銀行融資の金利の計算式)

企業への融資を行う銀行も確実に「利益」を出さなければ、経営不振になってしまい、倒産に追い込まれてしまうでしょう。先程解説した「 資金調達のコスト + 銀行の経費 + 損失のリスク」は「融資に係る経費」となり、銀行側の利益が乗っていません。

銀行側は確実に利益を出すために、これらの経費に「利益」を乗せて金利を計算します。

銀行の低金利融資が間に合わない時はビジネスローンを使う

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銀行融資は金利0.9%〜3.0%で非常に低金利で資金調達できますが、審査基準が高く、申し込みから融資まで2〜3週間程度、長い場合は融資を受けるまでに2ヶ月ほどかかります。このため、現在資金繰りに困っていてスピーディーに融資を受けたい事業者にはあまりオススメではありません。

ビジネスローンなら最短即日融資可能!

手元の事業資金が足りず急いでお金を借りたい方は、貸金業者が提供している事業性資金の融資(=ビジネスローン)を利用してください。最短即日融資が可能なため、急いでお金を借りたい事業者にオススメです。

即日融資可能なビジネクスト

事業性資金を即日融資したい方は、「ビジネクスト」のビジネスローンがおすすめです。

ビジネスローン「ビジネクスト」のスペック
金利 8.0%〜18.0%
限度額 1,000万円(新規取引は上限500万円)
即日融資 可能
担保 不要
保証人 不要(法人の場合は代表者)

ビジネクストのビジネスローンは上限金利18.0%になっていて、銀行融資と比較すると非常に金利が高く設定されているのですが、即日融資が可能なのですぐに資金調達したい事業者にオススメできます。売掛金回収までの間の「つなぎ融資」としても非常に便利に利用できるでしょう。

銀行融資の金利は低いが融資まで日数がかかる点には注意!

本記事では「銀行融資の金利に影響する項目」や「銀行融資の金利の決まり方」について詳しく解説してきました。

銀行融資の金利は非常に多くの項目が影響している!

  • 銀行融資の金利は企業や銀行の「4つの項目」が大きく影響する
  • 銀行融資に影響する企業体力とは企業の経営の安定感
  • 都市銀行 > 地方銀行 > 信用金庫の順で金利が低い
  • 銀行融資は変動金利の方が低いが金融情勢によってどちらが得か判断できない
  • 銀行融資の金利は企業の格付けが大きく影響する
  • 銀行融資の金利は「資金調達のコスト + 銀行の経費 + 損失のリスク + 利益」で計算される
  • 銀行融資は日数がかかるため即日融資を受けたい事業者はビジネスローンを利用
  • ビジネクストは金利が高いが即日融資可能な事業者向けビジネスローン

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銀行融資では「企業体力」「銀行の種類」「固定金利、変動金利」「企業の格付け」の4つの項目が審査に大きな影響を与えていました。中でも企業の格付けには「定量評価」や「定性評価」という評価方法が採用されていて、様々な角度から事業の安定性を厳しく審査されます。

銀行融資は金利が低いですが、このような厳しい審査が行われるため、融資まで長い日数がかかり、最短でも2〜3週間程度、長い場合は2ヶ月ほどの日数を要します。
このため、融資を急いでいない事業者の方は銀行融資がオススメですが、即日の融資を希望している事業者は「即日融資可能なビジネスローン」への申込みを検討しましょう。

事業者が利用できる融資の種類は様々あります。ぜひ本記事を参考にしながら、あなたの事業にピッタリの融資方法を見つけてください。

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