カードローンの借り換えで借金を一本化するメリット・デメリット

491view | カードローンをおすすめ比較!まずはチェック

借金の一本化カードローンの借り入れの金利が高く、返済に困っている人はカードローンの借り換えを検討してみましょう。金利の低い金融業者への借り換えを行うと返済総額が減って、借金をスムーズに完済できる可能性もあります。しかし、借り換えローンにはメリットだけではなく、デメリットとなる側面もあるんです。

この記事で、カードローンの「借り換えローン」や「おまとめローン」についての解説や、利用の際のメリットやデメリットなどを詳しく確認していきましょう。

カードローンの借り換えローンのメリット

銀行や消費者金融で提供されている「借り換えローン」ですが、大きなメリットがたくさんあります。カードローンの借り換えを行った場合のメリットは大きく分けて3つあります。

カードローンの借り換えローンを行う場合の3つのメリット

  1. カードローンの借り換えによって金利を下げられる
  2. カードローンの借り換えによって毎月の返済額を下げられる
  3. 返済日を1日にまとめられる

①カードローンの借り換えによって金利を下げられる

金利が下がるカードローンの借り換えを行う目的は、もちろん今借入れを行っている金融業者の金利よりも下げることですよね。もし、低金利の借り換え先の金融業者が見つかって、審査通過となれば利息がグッと下がって、返済負担を減らせる可能性があります。

50万円の借入れを行っていて「18%」から「15%」に下がった場合の残元金についてみていきましょう。例に挙げているのは、いくつかの金融業者での返済方法に採用されている「残高スライド元利定額リボルビング方式」での一例となります。

金利が下がった場合の返済総額、返済回数の違い
返済回数 返済額 金利18%の場合の残元金 金利15%の場合の残元金
1回目 13,000円 494,500円 493,250円
2回目 13,000円 488,917円 486,415円
3回目 13,000円 483,250円 479,495円
4回目 13,000円 477,498円 472,488円
5回目 13,000円 471,660円 465,394円
6回目 13,000円 465,734円 458,211円
返済総額 / 返済回数   751,057円 /58回 685,852円 / 53回

このようにたった3%金利が下がるだけでも返済総額に「65,205円」もの差額があるんですね。また、例えば金利が「18%」から「13%」に下がった場合では、返済総額がおよそ10万円も下げられるのです。このように、金利が下がることで返済総額も下げられるので、完済までの計画が楽なものになりますよね。

貸金業法改正前に借入れを行っていた人は必ず金利が下がる

また、貸金業法では金利の上限が決められており、借り入れの金額によって変動しますが一般的には18%(15%〜20%)になっています。

この金利の上限は、貸金業法改正後に決められた上限です。貸金業法改正前では金利上限は29.2%もあり、改正前から借り入れを行っていた場合は、改正前の金利が適用されています。

貸金業法は段階的に改正されていき、2010年6月18日に完全施工されました(カードローンに関する法律|知っておきたい!貸金業法と年収制限)。これ以前から借り入れを行っていた場合、改正前の上限に近い金利となっているはずです。

借り換えを行うと改正後の金利に抑えられるので、単純に10%以上は金利を下げられると言えます。以前に借り入れを行った人は、必ずカードローンの借り換えを検討してみましょう。

②カードローンの借り換えによって毎月の返済額を下げられる

返済負担が減る金利が下がると返済総額が減るので、毎月の返済額も下げられます。例えば「元利均等返済方式」で月に13,000円(10,000円/元金+3,000円/利息)を支払っていた場合、支払いが12,000円(10,000円/元金+2,000円/利息)に下げられる可能性も十分に考えられます。たった1,000円とはいえ、年間では12,000円もの差額が生まれますよ。

おまとめローン利用時には、毎月の負担額をさらに減らせる

複数からの借り入れを行っている場合は、さらに返済額を減らせる可能性があります。例えば3社から借り入れを行っている場合で、それぞれ毎月の最低返済額が10,000円に設定されていた場合、合計30,000円は必ず返済しなければなりません。

複数のカードローンを1社へまとめて一本化した場合、最低返済額が減少することが考えられるので、毎月の負担額が減らせられます。

③カードローンの借り換えによって返済日を1日にまとめられる

複数の借り入れをおまとめローンへ借り換えする場合に限りますが、複数回の返済日を1日にまとめられるので、返済の管理がかなり楽になります。

毎月何度も来る返済日が1日にまとまれば返済計画を立てやすい

複数からの借り入れ時は返済日が毎月何度も来るので、落ち着く暇がありません。お金のやり繰りや返済の管理は本当に大変ですよね。

しかし、おまとめローンの借り換えを成功させると、毎月の支払い日を1日にまとめられるので、返済負担や気持ちの面でかなり楽になりますよ。返済日がまとまれば気持ちに余裕が出るので、その時間を有効に活用して、昇進を目指す為の勉強時間に充てたり、転職のためのスキルアップの時間に使っても良いでしょう。

カードローンの借り換えローンのデメリット

では、借り換えローンやおまとめローンのデメリットとなり得る側面をお伝えしていきます。借り換えローンを上手に活用すると、「借り換えローンにはメリットしか無い」と言えるのですが、返済計画を甘く考えていると、デメリットにもなります。

最低返済額が下がることで、返済回数が増えて返済総額が上がる危険性もある

毎月の返済額が減ると、その分元金も減らしにくくなります。元金を減らしていかないと、毎月の返済額のほとんどが利息分になるので、極端に言うと「一向に完済できない」状態に陥る危険性もあります。

繰り上げ返済できる金融業者への借り換えがおすすめ

この傾向は、特に複数の借り入れ先から「おまとめローン」を利用して、カードローンの一本化を行った場合に顕著に表れます。例えば、今までは複数の金融業者へ毎月合計3万円の返済を行っていて、一本化することにより毎月1万円の返済になった場合は今までの3分の1の返済額となるのですが、単純計算すると返済期間が3倍にも延びてしまいます。

このようなことから、お金のある時に随時繰り上げ返済を行える金融業者への借り換えをおすすめします。大抵の金融業者ではボーナス月に繰り上げ返済が可能となっているので、少しでも返済を早められるように繰り上げしていきましょう。

返済負担が減ったことで、無駄な出費が増えてしまう可能性もある

無駄遣いしてしまう借り換えローンやおまとめローンに成功すると、「今までの毎月3万円を返済に充てていたのに、毎月1万円に下がって得した」ように錯覚するかもしれません。

これは「毎月返済額が下がっているだけで、元金はあまり減らせていない」状態ですね。毎月の返済額が少なくなって、お金に余裕ができてしまうと、まだお金を使えると錯覚してしまい無駄な出費を増やしてしまう危険性があります。

借り換え時に限度額が増える場合もある

借り換えが成功し、今までの借り入れ限度額よりも増える可能性もあります。普通に考えると、まだ借り入れできるので万が一の時にも安心だと思ってしまうかもしれません。しかし、借り換えを行った理由は「完済までが厳しいから」ですよね。

完済の見込みがあれば追加融資を受けても良いのですが、そんな余裕は無いはずです。追加融資を行ってしまうと更に借金が増えてしまって、完済までの道のりがより難しいものとなるでしょう。増枠したからといって、絶対に追加融資はやめておきましょう。もし完済できなければ「自己破産」などの債務整理の可能性が高まりますよ。

しっかりとした意思で完済を目指しましょう

このように、お金に余裕が出たと勘違いしてしまうのは本当に危険です。完済することを目標に、しっかりとした意思で計画立てて返済していかないと、再び破綻してしまうでしょう。

カードローンの借り換えローンとおまとめローンの違いとは

おまとめローンさて、カードローンの「借り換えローン」のメリット、デメリットを理解したところで、実際にカードローンの借り換え先を探してみてみましょう。

この記事でもそうですが、「借り換えローン」や「おまとめローン」と2種類の名称が出てきて、どれを探せばいいのか分からない、という人もいるかもしれません。

借り換えローンも、おまとめローンも同じ内容の金融商品

実はこれらのふたつの2つの金融商品は、内容が同じなんです。各金融業者は分かりやすくするために金融商品のサービス名に「借り換え」や「おまとめ」という名称を組み込んでいるだけなのです。

もし、おまとめローンを希望している場合でも「借り換えローン」の良いサービスが見つかれば利用できるので、幅広いサービスの中から見つけられますよ。

借り換え、おまとめローンのそれぞれの名称

では実際に銀行や消費者金融で提供されている借り換えローン、おまとめローンの名称、金利を見ていきましょう。

金融業者名 サービス名 金利
アコム 借り換え専用ローン 7.7~18.0%
アイフル かりかえMAX、おまとめMAX 12.0~17.5%, 12.0~15.0%
プロミス おまとめローン 4.5~17.8%
モビット カードローン 3.0%〜18.0%
三菱東京UFJ銀行カードローン バンクイック 1.8~14.6%
楽天銀行 スーパーローン 1.9%~14.5%
横浜銀行 カードローン 1.9%〜14.6%

各社からこのような名称でサービスが提供されています。どれも名称が異なりますが、借り換え、おまとめローンに利用できます。

借り換え先の金融業者を選ぶ時は、何を基準に比較する?

さて、たくさんの借り換え先があって、どの金融業者、金融商品にするか迷ってしまいそうですね。そこで、おすすめできる借り換え先の見分け方をお伝えします。

金利の低い借り換えローンを選ぶ

もちろん低金利に越したことはありません。低金利でおすすめなのは、「銀行」へのカードローン借り換えです。消費者金融に比べて、金利が低く設定されていて、また、信用度も高いので安心して借り換えできるでしょう。

消費者金融への借り換えもメリットがある

銀行は金利が低く設定されているんですが、「審査基準」が高く、ご自身のステータスがある程度高い人でなければ審査通過が難しいでしょう。しかしながら、例えば勤続年数3年以上ある一般的なサラリーマンであれば、審査もそこまで難しくありません。

もし銀行の借り換え審査に落ちてしまった場合は、「消費者金融」への借り換えを検討してみましょう。消費者金融は金利が高いのですが、銀行ほど審査基準が難しくありませんので、銀行への審査通過が難しい人は消費者金融を検討してみましょう。

おすすめ消費者金融おまとめローン

ローンの返済方法もチェックしておく

また、それぞれの金融業者により返済方法が異なります。

主な返済方法
返済名称 返済方法 メリット、デメリット 採用している主な金融業者
残高スライドリボルビング方式 残高によって返済額が変動する。大きな残高ではたくさん返済し、残高が小さくなるにつれて、返済額が少なくなる。 毎月の返済額を小さく抑えられる代わりに、長期に渡って返済が必要となり、返済負担額が大きくなりやすい。 主に消費者金融
元利均等返済方式 元金と利息を足した金額を一定の返済額をとして払う。 毎月の支払い額が同じなので、返済計画を立てやすいが、元金が減りにくく長期化する場合がある。 銀行、消費者金融
元金均等返済方式 一定の元金に金利を足した返済を毎月支払う。 定額の元金は必ず毎月返済するので元金を減らしやすい、反面、毎月の返済額が高くなる傾向にある。 銀行、消費者金融

各金融業者がそれぞれ細かな返済方式を採用しているので、これら以外にも返済方法はあるんですが、大きくは上記3つのうちどれかになります。

消費者金融では残高スライドリボルビング方式が多い

完済まで長引きやすい返済方法なのですが、もちろん繰り上げ返済も可能です。元金が少なくなれば、返済額が低い金額にスライドするのですが、返済額が少なければ元金も減らしにくくなります。

極力完済まで早められるように、必ず繰り上げ返済を行いましょう。

カードローンの借り換えによって、元金そのものが減るわけではない

必ず注意してほしいことは、低金利へのカードローンの借り換えを行っても「元金(=借金総額)」が減るわけではありません。

あくまでも、金利を下げて完済を目指しやすくするためのサービスなので、借りたお金はしっかりと返さなければなりません。

まとめ|完済までの返済計画を立ててみよう

しっかりと完済を目指そう万が一にも銀行や消費者金融業者での借り換え審査に通らなかった時は、もう一度家系や返済計画の見直しをしてみましょう。必ず無駄な出費もあり、削れる部分も見つかるはずです。もし見直しても節約できず、完済までの見込みが無ければ債務整理も検討しなければなりません。

債務整理はおすすめできません

債務整理を行うと借金が無くなるのですが、ブラックリストに名前が挙がってしまいます。ブラックリストに載ると、5〜10年もの間借り入れもできず、審査基準の甘いクレジットカードすらも発行出来なくなるんです。

このような状況にならないためにも、債務整理は本当の意味での最終手段となるでしょう。まずは現状を見直して、返済計画をしっかりと練り直すことが重要です。

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